海外バイナリーでは投資金が返金されないケースも

バイナリーオプションは国内業者の証券会社・FX専業会社で

バイナリーオプションは、少ない資金でできる手軽さとすぐに結果がわかり、ペイアウトされる点から非常に愛されている金融商品です。海外でバイナリーオプションを提供する業者には、日本の会社が提供さしていない60秒で結果がわかるバイナリーオプションなども提供していたりします。

また、海外のバイナリーオプション業者によっては、日本語のできるカスタマースタッフを常駐させていたりする場合もあります。また、バイナリーオプションで検索すると「こんな海外業者がありますよ」と広告が出てくるので、それで目についた人も多いのではないでしょうか。

「たった60秒で結果が判定するなら、より勝てそう! 日本人スタッフもいるなら安心じゃん?」と思うのは早計。実は海外のバイナリーオプション提供業者は非常にトラブルが多いのです。ですから、誘惑に乗って安易に口座開設して取引をしてしまうのはあまりオススメできません。

海外バイナリー業者で続出するトラブル

一番、トラブルとして多いのは入出金に関して。入金はクレジットカード入金か銀行振込であることが多いです。入金まではスムーズにいきます。業者側も取引してくれないと、自分たちの収益にはなりませんからね。問題なのは出金手続き。海外の業者ですから、日本のFX会社のように翌営業日に自分の銀行口座に即振込とはいきません。

クレジットカードから入金した場合は、出金手続きをするとクレジットカードに戻ってくるのです。つまりは利用金額から出金した分のお金は減る形になるのです。日本とは少々勝手が違うのでびっくりする方も多いはず。入金額以上に儲かっていた場合、残りが銀行口座に入金される仕組みです。

ただ、この銀行口座への振込がトラブルの元。振込がされるまで何か月もかかったり、バイナリーオプションに満足して全額出金しようとしたら、その顧客をつなぎとめようと、全額ではなく一部金額をバイナリー口座に残して出金させたりといった事態が起きているのです。

ひどいなかには、出金もせず「廃業したからごめんなさい。もうバイナリーオプションの取引できなくなります。お金は戻りません」とメールを1通送って終わりにする業者も。倒産されては資金を回収する目処も何もありませんし、そもそも海外ですので資金を回収に向かう旅費や経費も馬鹿になりません。

日本のFX会社であれば、顧客から預かったお金はきちんと「信託保全」という形で、いつでも出金要請があれば出金ができるように、全額信託保全されています。

FX会社が顧客のお金に手を受けて運用したり、損失の補填に充てたりすることはありえません。ですが、海外の業者の場合は、モラルのない運営をしているところも多く、「海外業者から出勤できなくてほうぼう手をつくしたけれど結局ダメだった・・・」という人も多いのです。近年、消費者庁に寄せられる相談件数も増えているのです。

ですから、バイナリーオプションを取引したいのであれば、是非日本国内にあるFX会社を選びましょう。そのほうがあなたの資産のためなのです。

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バイナリーオプション初心者はこの2口座で決まり!