バイナリーオプションの種類

バイナリーオプションの種類

バイナリーオプションにはシンプルなルールで最も人気がある「ラダーオプション」の他に、「ワンタッチオプション」、「レンジインオプション・レンジアウトオプション」などがあります。それぞれの仕組みを解説していきます。

「ラダーオプション」のルールと仕組み

「ラダーオプション(LadderOptions)」は、「~以上に上昇するか(買い)/しないか(売り)」を予想する取引で、以前はハイ&ローとも呼ばれ、シンプルなルールで最も人気がある種類です。ラダーオプションとは、対象となる通貨ペアの値段が取引終了時点において「○○円以上」か「○○円未満」かを予測する取引のことをいいます。現在の価格に近い目標レートを選べば、成功する可能性が高くなる分、購入金額が高くなるが利益は小さい。逆に現在の価格に遠い目標レートを選べば購入金額が小さくなるが利益は大きくなります。

下図のように、ひとつの通貨ペア、軸となる基準レート(図の場合100.00円)に対して、+0.50円、+1.00円、+1.50円、-0.50円、-1.00円、-1.50円などの“はしご(Ladder)状”に基準となる値段 (レンジ幅)が設定されているので、そこの何処にポジションを取るかを決める取引で、目標レートは通常ひとつですが、同時に数本の目標レートを設定できるバイナリー口座もあります。下図は複数の目標レートを同時に設定できるタイプのものです。

ラダーオプションの仕組み

取引終了時間に、対象通貨ペアの価格が目標価格より上昇していると予想する場合は「買い」、上昇していないと予想する場合は「売り」となり、例えば、「9時10分の為替レートが100.50円以上になっていたらペイアウト倍率(レート倍率のこと)5倍」といった条件があるとします。このエントリーチケットを1,000円で購入した場合、9時00分の時点で100.00円だったものが、11時00分に見事に100.50円以上になっていたら、単純計算で1,000円×5倍=5,000円。そこからチケット購入代の1,000円を引いた4,000円の利益になります。

つまり、複数の目標レートを設定できるバイナリーオプション口座では、複数の購入チケットを購入し、大きなリターンを狙う事もできることになります。

ただし、ベイアウト倍率5倍はなかなか出にくいため、2倍程度で比較的当てやすいものを選び、最初は少額投資で慣れることをお薦めします。小さな利益を黙々と稼いでいけば、地味ながらも最終的には大きな利益を得る事が可能になります。

バイナリー取扱い業者のよりラダーオプションの同時目標レートは、異なります。通常ひとつの目標レートしか設定できませんが、複数目標レートを設定できる業者もあるため、いろいろ口座開設をして試してみたほうがいいでしょう。

同時目標レート数で国内バイナリーオプション口座を比較する

「タッチオプション」の仕組みのルールと仕組み

取引終了時間までに、予想したレートにたった一度でもタッチすれば満額のリターンを得ることができるタッチオプション。ラダーよりも簡単そうな取引に見えるが、本来の実力を発揮するのは荒れた相場の時。動きが読めず負けこむこともある反面、まさかの大勝に化けることもある。

ラダーオプションは、対象となる通貨ペアの値段が、取引終了時点において「OO円以上」か「OO円未満」かを予測する取引。ひとつの通貨ペアに対して、はしご状に基準となる値段が設定されていると説明しましたが、それに対して『ワンタッチ(One Touch Option)」は、ラダーとほぼ同じ仕組みながら、対象となる通貨ペアの値段が、取引終了時点までに「OO円以上」もしくは「OO円以下」に一度でも達する(One Touch)か達せないかを予測する取引なのです。

タッチオプションの仕組み

たった一度でも、一瞬でも、タッチすれば満額になる!と聞けば簡単そうに思えるかもしれませんが、実は大きなリスクを伴う取引でもあります。

しかし、その反面ハイリターンを得ることも期待できるオプション取引なのです。

例えば、タッチオプションで取引をする場合、普段は安定していて、あまり動きのない通貨などでも、経済指標や雇用統計が発表される時は大きな値動きがあります。特に普段から不安定なユーロドルのような通貨では、わすか10分の間に200~300pips動くことがあります。

可能性は低くとも相場が大きく動く材料がある時には、不安定なユーロドルなどに100pips離れたワンタッチオプションのチケットを購入しておくだけで、予想レートにタッチする可能性も高く、リターン率は数倍、数十倍になるのです。

もちろん勝率はかなり低い方法ですが1勝15敗とか、1勝30敗でも、ハイリータンのタッチオプションであればトータルで勝てるのが魅力です。チャンスが潜んでいるのがタッチオプションなのです。

バイナリーオプションの種類で比較する

「レンジオプションの仕組み」のルールと仕組み

レンジオプションとは、ある一定時点までに価格(為替レート)が予め設定されたレンジ(価格レートの上下の範囲)を維持するか、しないかを予測する取引です。

取引終了時間まで継続的に、価格が設定条件のレンジを「維持する」と予想する場合は買い(レンジインオプション)、「維持しない」と予想する場合は売り(レンジアウトオプション)となります。

レンジオプションの仕組み

レンジオプションは、ラダーオプションやタッチオプションと比べると予測が難しく、ハイリスクハイリターンの種類に分類されます。レンジオプションはラダーやタッチオプションの保険的な役割として併用して利用する投資家が多く、単独で利用する方はあまりいないようです。

取引終了時間まですっと設定レンジをキープしなければならないので、あまり動きのない相場でも的中させる難易度は高くなります。レンジを一度でも上下どちらかにブレイクし、その後、市場の価格がレンジ内へ戻っても、ゼロで清算されるバイナイリー口座が多いので上級者向けとも言えるでしょう。

ただ相場が動かない、東京時間が始まる午前6:00~8:00までに限っては、レンジインオプションの的中率は高くなる傾向にあるため、この時間内に限り利用するのもいいと思います。

このページのトップへ

バイナリーオプション初心者はこの2口座で決まり!